豪華客船「クイーン・エリザベス」神戸港に入港
13日早朝に神戸港に入港した豪華客船「クイーン・エリザベス」(9万901トン)が同日夜、鹿児島や韓国・釜山などを8日間かけて巡る旅に出発した。出港を祝い、約400発の花火が夜空に打ち上げられた。
英国の会社が運航し、高さ約57メートル、長さ約294メートル、幅約32メートル。船内に劇場やダンスホールを備える世界屈指の豪華客船で、欧米人や日本人ら約2千人が乗船する。
神戸港入港は2014年、15年に続き3度目。今回は神戸港開港150年目を記念し、初の日本発着クルーズを、同港を拠点に実施する。
午後8時すぎ、色とりどりの鮮やかな花火が春の夜を彩り、巨大な船体がゆっくりと動き出した。客船は20日、クルーズを終えて神戸に再入港する。(上田勇紀)
提供元:神戸新聞NEXT